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根回しって大事…子供達だけでお別れのご挨拶に行くの巻

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3月はお別れの季節ですね。

子供らの卒園、卒業はもちろんのこと、先生たちも転任の季節です。

学校の先生はわからないですが、保育士の先生や学童指導員の先生の異動って本人にもギリギリに内示が出るらしく、わたしが住んでいる市では先週末に本人も知った…くらいのタイミングだそう。

わが家の上の子がお世話になった学童保育の指導員の先生が他校に転任されると聞いたのも今週の初め。

親はみんな働いてるし、でも何かお礼がしたいね…と考えて、今日の終業式の日に子供達だけで感謝の気持ちを伝える事にしました。

四年生、とは言えクラスもバラバラの20数人が伝言ゲームだけでまとまれるか、いささか、いや著しく不安…。

学校敷地内とは言え、寄り道で下校時間が多少ズレる事もあるし(働いていても登録しておけば校門を通った時間にメールが届く阪神電鉄グループが運用する「ミマモルメ」というシステムがあるので大体の下校時間が把握出来るのです!)習い事などあれば無理しないでね、の一言添えて父母にその旨一斉メール。

子供らにもメモ書きを人数分コピーして各クラスのしっかりしてそうな子を決め撃ちしてクラス分渡して配布を依頼。(これも各ママに一言お願いメール)

あとは子供らが今日の終業式で成し遂げるだけ。根回し完了!

日頃からなんでか幹事やらなんやら引き受ける事が多く、まぁ中には「なんか飲み会やりたいけど、企画はメンドイからあの人に押し付けちゃお!」ってな思惑ミエミエの方もおられますよ。

わかってるけど、引き受ける時もあります。こういう役は出来ても、こればっかりは出来ない!って事もわたしもありますし。お互い助け合いですからね^_^

何にせよ、企画って、1に根回し、2に根回し、3、4がなくて5に根回し、です。

いくら楽しいアイデアがあっても、当日になって盛り上がってるトコに突然アイデア発表しても聞いてもらえるわけもなく…下手したら「そんな事勝手に進められても困る!」とか怒り出す人も中にはいると思います。(出会った事はないけど)

「わたしこうしたいと思ってるの、それにあたってあなたにもこういう所を手伝ってほしいの」と味方をつけていくところからスタートです。

準備期間たった1日半でなかなかマメに迅速に動いたがな( ^ω^ )と密かに自画自賛。
わが子のミマモルメメールも学童現役っ子のお昼ご飯に支障なさそうな時間(異動が決まったって先生はギリギリまで忙しいのです…)にメール来たぞ。よしよし。

安心したのでわたしも事務所を出てお昼ご飯を買いにローソンへ…。

御用達の袋サラダを掴んで(皿にも移さずポテチのパーティ開けして食べるという子供らには見せられない行儀の悪さ…)カップ麺コーナーにいると上の子から電話が…

「もしもし?」
「あのね、お昼ご飯食べたら5時まで公園であぞんで◯×△…」

えっ⁈なになに⁈何で公園行くのに泣いてんの⁈

聞くと今日のお別れの挨拶、みんなで一斉にお礼を言おうとしてみんなに声をかけてたのに、みんなそれぞれ盛り上がっちゃって収拾つかなくなっちゃってダラっと解散になったらしく、それが悔しくて堪らない様子。可哀想…(;_;)

わたしも上の子がそこまで考えてくれてるって思ってなくてびっくりでしたが、頑張ってくれてありがとう、とりあえず夕方お母さんが戻ってからもう一回挨拶しよ?と言って落ち着かせてから電話を切りました。

さて夕方、今度は新一年生として学童保育に入室する下の子も連れてご挨拶に…。

学校に着くと、5時の集団下校の子らを同僚の先生が校門まで見送っている途中。先生には他のママからサプライズでみんなで行くから、と連絡してもらってたので、ご協力ありがとうございました、とお礼申し上げると、まさかあんなに来てくれるなんて(≧∇≦)と我が事のように喜んで下さってました。

 当の先生にご挨拶に行くと「◯◯(上の子の名前)が一生懸命みんなで並んで挨拶しよ〜!と大きな声で言ってくれてるの聞こえてたよ、ありがとうね」と言ってくださり、本人も救われたような表情。

指導員としてでなく「子供達の為に」と父母会の行事などを無給のボランティアとして支えて下さる部分も多かった先生。会社勤めのサラリーマンなら「職務の範囲を超えている」と突っぱねるのが普通でしょう。私達も彼女の手助けが勤務外と知りながら何度もお言葉に甘えてしまっていました。

職業柄、というだけで指導員や保育士の先生にだけこんなにプロ意識やサービス、能力の高さを要求したりして甘えてしまっていいものか、とよく思ってしまいます。事務員の私は給料の分のプロ意識を持ち合わせているだろうか?

会社を出たら普通の父にあるいは母に戻れるのは普通の権利のはずなのに、24時間その職業の人でい続けなければならない、と当然のように求められるのは何故なんだろう?

本当に好きでないとなれない職業、ってそういう意味なのかな?なんて、少し難しい事を考えたりしながら、得心した顔で鼻唄まじりに自転車をこぐ上の子に

「今日はよう頑張った!でもな、企画は根回しやで」

と伝授し「?」顔のわが子と共に家路についたのでした。



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